2011/8/5〜6鹿島槍

8/4 仕事終了後扇沢爺が岳登山口)へ
平日の夜なのに既に車はいっぱい。
真っ暗で怖いし、早々に就寝。


8/5 5時起床、6時出発。
既に続々と登りだしている。
いや〜スゴい人。
ガスはかかっていたが、種池小屋あたりにくると時々太陽が顔をだしていた。

小屋番さんの話によると
この種池は、昔干ばつが起きたときに稲をこの池で育てて下界に降ろして苗漬けすると
うまく行って種池とよばれるようになったとか、、、
お花摘みにいくと、ちょうどトイレに隙間から鹿島槍がみえる!!


1本いれているとあれよあれよ、、、、とまたガス。。。
ガスの隙間からみえる雄大な景色をみながら爺が岳に進みます。


種池から空身で来ている人が多く、南峰には人が沢山いたけど、、、
中峰には登山者はゼロ。
ちょっともったいない、、、

そして12時過ぎに冷池のテン場に到着。
思ったより早く到着したので担いできたビールではたりない、、、と
小屋でビールを買い足し、テントを張ってビールを飲んでお昼ね♪
山での最高の一時!!!!!
毎度のことながら、寒くなって目が覚めました。

するとテントの前に60歳くらいのおっちゃん。
夏なのに500Tのガスを2個もってます。
さぁて、どこにいくんだろ!?
それも寝具は、ツエルトとエマージェンシーシート。
話を聞くと、、、、
白馬からきて10日間山にこもるらしい。
途中、ステッキが壊れたらしくどこかから拾ってきた木の枝でツエルトをはっていた。
それも、手早い!!!
なんという強者!!!!!

なんとも昔は30キロくらい担いでも平気だったらしいが
年とともに、軽装備重視となり、、、、
雪が降っている意外は、テントは使用せずツエルトで寝るらしい。
夕飯を終えると、持っている全ての衣服を着込みエマージェンシーシートにくるまっていた。

まねはできないけど、カッコいいな☆


8/6 夜中から雷。
雷様が大嫌いな私にとって苦痛な一夜だった。
音が聞こえないよう、巻紙を耳につめ
光がわからないよう、手ぬぐいで目隠しをした。

そして3:30起床。
4時出発で、鹿島槍を目指す。
剣やら、昨日歩いてきた稜線が素敵☆

ラジヲみよると雨予報に変わったので、
浅のうちにせっせと歩きます。
5:40頃山頂到着!!
素敵な光景。

そして北峰に、、、

貸し切りの北峰。
ミニ三脚え写真を撮ろうとすると、落ちそうになり焦りました。
・・・皆さん、気をつけましょ〜〜

そしてテン場に戻るともう真っ白、、ガスでなんも見えません。
コーヒーブレイクしてテントを撤収し、一気に下山。
途中から土砂降りになりました。
ツエルトを被って行動していた私は、既に衣服に雨がしみ込んできて
今更カッパをきる気にもならなく、、、
下手に休憩をすると体が冷えるんで、、、駐車場まで休憩なし。
車に着いたときには、パンツまでぐっしょり。
ここまで雨に打たれたのも久しぶり。
でも、無事に下山できたしよしとしましょー♪

鹿島槍からテン場へ戻る途中にあった雷鳥さん。